Thursday, July 16, 2026
ティッカーと取引所を正しく扱う(finlight API)
ティッカーと取引所を正しく扱う(finlight API)
ティッカーでニュースを絞り込むのは単純そうに聞こえますが、現実にぶつかるとそうではありません。 同じティッカーが取引所によって別々の企業を指すことがあり、ひとつの企業が世界中で複数のティッカーで 取引されることもあります。これを取り違えると、あなたの「Apple」フィードには、いつの間にか誤った 記事が入り込みます。
finlight は、タグ付けされたすべての企業を、現実の曖昧さのない識別子に解決することでこれを解決します。 本ガイドでは、ティッカーで絞り込む方法と、それらの識別子を読み解く方法を示し、常に正しい企業を 狙えるようにします。
ティッカーで絞り込む
最も手早い方法は、構造化された tickers フィルターです。
curl -X POST https://api.finlight.me/v2/articles \
-H "X-API-KEY: YOUR_API_KEY" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{
"tickers": ["AAPL", "NVDA"],
"includeEntities": true,
"pageSize": 20
}'
includeEntities: true に注目してください。これは finlight に対し、各記事について解決済みの企業
データを返すよう指示するもので、正しい企業にマッチしたことを確認するための拠り所になります。
解決済みの実体を読み解く
includeEntities を有効にすると、各記事は companies 配列を持ちます。1 社の構造は次のとおりです。
{
"companyId": 320,
"name": "Apple Inc.",
"ticker": "AAPL",
"confidence": "0.98",
"isin": "US0378331005",
"openfigi": "BBG000B9XRY4",
"sector": "Technology",
"industry": "Consumer Electronics",
"primaryListing": {
"ticker": "AAPL",
"exchangeCode": "NASDAQ",
"exchangeCountry": "US"
},
"otherListings": [
{ "ticker": "APC", "exchangeCode": "XETRA", "exchangeCountry": "DE" }
]
}
いくつかのフィールドが重要な役割を果たします。
primaryListingは企業の主要な上場で、そのexchangeCodeとexchangeCountryを含みます。otherListingsはすべての二次上場を保持します。これにより、Apple がドイツの XETRA でAPCとしても取引されていることが分かります。isinとopenfigiはグローバルに一意な識別子です。単なるティッカーと違い、これらは ただひとつの証券を正確に指すため、あなた自身のデータと突き合わせるのに最適です。confidenceは、その記事が本当にこの企業に関するものだと finlight がどれだけ確信しているかを 教えてくれます。
精度をもって曖昧さを解消する
単なるティッカーが曖昧なときは、クエリ言語で 範囲を絞ります。取引所、あるいは一意な識別子で絞り込めます。
ticker:AAPL AND exchange:NASDAQ
isin:US0378331005
isin や openfigi で絞り込めば、曖昧さは完全に消えます。企業がいくつのティッカーで取引されて
いようと、これらはただひとつの証券に解決されるからです。
実用的なパターン
ポートフォリオやウォッチリストの作業では、最も信頼できる識別子でマッチさせましょう。
- ティッカーしか持っていない場合は、
tickersを送ってincludeEntitiesを有効にし、primaryListingが期待する取引所と一致するか確認します。 - ISIN や OpenFIGI を持っている場合は、クエリ内の
isin:/openfigi:で完全一致させます。 - finlight の
companyIdを自分のレコードと一緒に保存しておけば、今後の照会が曖昧になりません。
